ウィルスにかかったり、OSが不安定だったり全体的にシステムの調子が悪い時など、リカバリーをかけることでマシンを納品された時の初期状態に戻すことができます。
※リカバリーをかけますと、Cドライブは納品時の状態に戻りますので納品後にお客様の方で入れられたソフトは全て再セットアップしていただく必要がございます。
また、Cドライブにひもづけられているマイピクチャやマイドキュメント等のデータもなくなってしまいますので、必要なデータ等は事前にバックアップをお取り下さい。
Adobeなどライセンスキーを必要とするソフトに関しましては、リカバリーをかけられる前に、ライセンスの解除を行ってください。
※操作を誤られたり、デイスク自体に何らかの不具合がある場合Cドライブ以外のデータが消えてしまうこともありますので大事なデータに関しては事前に外付けのHDDなどにバックアップをとられることをお勧めいたします。
※記憶媒体装置（ハードディスクなど）内のデータについては、いかなる場合においても弊社では保証いたしかねますので予めご了承ください。
ここでは、JUNS PCをご使用のお客様のために、Windows10のリカバリー方法についてご説明します。
マシン納品時におつけしている「Windows10のインストールDVD」をご用意ください。
BIOSを立ち上げます。 マシンの電源を入れ、モニターに画が出てきたらキーボードのキーボードのDeleteキーをトン・トン・トンと連打します。※マザーボード（ASUS）のロゴ画面が出てきた時から連打をはじめてください。
BIOS画面が立ち上がります。BIOSはマウスで操作することができます。
画面右上の「Exit/Advanced Mode」をクリックしてください。
「Advanced Mode」をクリックしてください。
上のメニューアイコンの「Boot」をクリックしてください。
「Boot」はコンピュータの記憶装置のうち何からアクセスしていくのか、その順番を決めるところです。この部分の順番を変更します。
マウスでクリックしていただくと、それぞれの順番を変更できます。
通常はOSのインストールされているSSDやHDDから起動を行いますが、リカバリーをかける場合にはDVDから起動を行うため、Boot Option の順番を光学ドライブが一番となるよう変更します。上のパターンでは、Boot Option #1 を[P4:PIONEER BD-RW］に、#2を［UEFI:PIONEER BD-RW］に変更しました。光学ドライブがどれを指しているのかが不明な場合は、JUNSにお問い合わせください。
変更の完了した画面はこのようになります。
BOOTの順番を変更したら、ドライブにWindows10のインストールDVDを挿入してください。
その後、キーボードのF10キーを押してください。
上図のような表示が出ますので、［Yes］をクリックします。
画面が消え、再起動がかかり、黒バックに英語で「CD/DVDからBOOTしますか？」という文言の表示が一瞬出てきます。 この表示が出てきたら、キーボードのスペースキーを2.3回 軽くポンポンと叩いてください。ディスクが回り始めますので、しばらくお待ちください。
Windowsセットアップの画面が表示されたら、右下の［次へ］をクリックしてください。
次の画面で、左下の［コンピュータを修復する］をクリックしてください。
［トラブルシューティング］をクリックしてください。
［詳細オプション］をクリックしてください。
［イメージでシステムを回復］をクリックしてください。
［Windows10］をクリックしてください。
上記のような画面になりますので、［次へ］をクリックします。
［次へ］をクリックします。 ※項目のチェックは入れないでください。
リカバリーの確認画面です。「日付と時刻」の部分には、JUNSで納品前に保存しているリカバリーデータが選択されています。［完了］をクリックしてください。
（※お客様で新たにリカバリーデータを作成されている場合は、その日付が選択されます。）
確認のポップアップが出てきます。問題なければ［はい］をクリックしてください。
復元がはじまります。完了するまでしばらくお待ちください。
復元が完了すると、このような表示が出てきますので、［今すぐ再起動する］をクリックしてください。
クリックしなくても自動的に再起動されます。再起動後にWindowsが起動しますので、納品時の状態に戻っているか確認してください。
これで作業は完了となります。