パッケージ時代のCSまでは、サポートされたGPUでしか、レイトレース 3D レンダラーのエンジンを有効にすることが出来なかったAdobe AE。
近年の編集環境では、ソフトや使用するフォーマットもますます多様化してきており、サポートされているグラフィックしか使用できないとなると、ハードウェア構築の柔軟さも制限されてしまいます。
しかし、さすがはAdobe。最新のCreativeCloudからリストにのっていないGPUも設定で有効にすることが可能となりました。
現在、リストとしてサポートされているグラフィックカードはこちらです。それ以外のグラフィックカードを搭載していて、CCを使用されている方は、一度設定の変更をお試しください。(一部環境では不具合が生じる場合もありますので、ご注意ください)
◆サポートされていないGPUを有効にする方法
メニューの
〔編集〕⇒〔環境設定〕より〔プレビュー〕を選択してください。
高速プレビューの項目の下に
GPU情報 というボタンがありますのでクリックしてください。
レイトレース という部分の下に
「レイトレース3DレンダラーのCUDA高速処理のためにテストされておらず
サポートされていないGPUを有効にする」という項目があります。
ここにチェックを入れてください。
サポートされていないGPU警告のポップアップ画面が出てきますが
OKをクリックしてください。
以上で設定は完了となります。